塚江内蔵はパズル専門の探偵、多少冴子の事務所で助手として働いている。
隣町でパズル教室を開いている五十音表子(イソネヒョウコ)から手紙が何度か届き
、最近海でデートをしたばかり。
さて、 デートのときに、内蔵は表子から冴子への手紙を託された。
その手紙を読んで「きっとまた手紙が来るわよ」と冴子は言うのだった。
そしてその言葉通り、数日後内蔵宛でなく冴子宛の表子の手紙が事務所に届いた。
「なんだよ、やっぱり表子さんの本命は僕じゃなくて冴子先生だったんだ。僕は利用されてただけなんだ!」
「 フフフ。そうだったみたいね」
冴子は笑いながら封を切った。中にはカードが一枚入っていた。しかしそれを見た冴子はもう笑っていなかった。
「そ、そんな……」
「あれ? 先生どうしたんですか? 何が書いてあったんです? 見せてくださいよ。な、なんじゃこりゃ?」