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「『多少冴子様 うるけたがやぎきじゅあいなたな 五十音表子より』って、これはいったいなんだろうなあ?
そうそう、先生はアカサカはアカサカ、アサハカはアカハサ、アサクサはアスカサって言っていたなあ。どういうことだろう?
どうしてアカサカはそのまんまアカサカで、アサハカは文字が入れ替わってアカハサで、アサクサはサがスになってクがカになってるんだ?
ん? サがス? クがカ? S-AがS-Uに、K-UがK-Aに!
ローマ字にするとAとUが入れ替わっているぞ。ローマ字だ!
AKASAKAは反対から読んでもAKASAKAだ!
ASAHAKAは反対から読むとAKAHASAになる!
ASAKUSAはASUKASAだ! 分かったぞ!
URUKETAGAYAGIKIJUAINATANAを反対にするとANATANIAUJIKIGAYAGATEKURU……。
『あなたにあうじきがやがてくる』だ!
「やっと分かったのね」
気が付くと後ろに冴子が立っていた。
「でも、どうして表子さんが冴子先生に会うんでしょう? 表子さんって、僕のことが好きだったんじゃないんですかねえ? えっ? 本当に好きだったのは冴子先生?」
「さあ、どうなのかしら。表子さんって変わってるみたいだから分からないわね」
「そ、そんなあ?」
「きっとまた手紙が来るわよ」
「なんだか怖いよ〜」
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